子どものかんしゃくとの向き合い方

育児

今日はお子さんの癇癪と、その対応やママの気持ちの持って行き方についてお話ししますね。

特に乳幼児期のお子さんに見られるママやパパをとても困らせる癇癪、保育園や幼稚園の先生もお手上げ… といったお話はよく聞きます。

癇癪はお子さんの成長過程の大切な一部であり、感情をまだ上手くコントロールできなかったり言葉で説明できないイライラをバクハツさせてしまう行動で、お子さん自身が1番困っている状態ですよね。

とても困った行動ではありますが、繰り返すうちに『泣いても叫んでもどうにもならない』『問題が解決するわけではない』ということをお子さん自身が学び、どうしたらいいのかを自分で考えたり行動したりする力をつけていく大切な時期だと思って下さいね。

とは言え、ママだって急いでるし、やることはたくさんあるし、泣いたり叫ばれたりが何度もあるととてもイライラしてしまい、つい叱りたくなってしまいますよね…

ではどうしたらいいのか…?

 

一番効果的な方法は…

やはり そっとしておく です

お子さんが泣き叫んだり暴れている時、ママがどんなに優しく言ってもなだめてもほとんどの場合お子さんは耳を傾けてくれません。

逆に叱ったり怒ったりするのもタブーで、状況がさらに悪化してしまうことがよくあります。

まずは近くに危険な物はないかを確認し、近くの物をのけたりお子さんが多少暴れても大丈夫な場所に移動させましょう。 

それからお子さんが落ち着くまで静かに待つのがベターです。

ママやパパも、お子さんから少し離れて深呼吸、甘い物を食べたりコーヒーを飲んだりしてできるだけリラックスして下さいね。

 

そして次に大切なのは…

落ち着いてからのフォロー

お子さんが落ち着き、ご機嫌が良くなってから

「さっきは何が嫌だったのかな?」

「次に嫌なことがあった時はどうしたらいいかな?」

などと、嫌だった気持ちを受け止めたり、どうしたらいいかなどを一緒に考えたりする場を持ちましょう。

もちろん簡単にお子さんの機嫌が良くならず、体調不良や発達の課題など様々な理由が隠れている場合もあります。様子を見ながらですが、そんな時は専門家に相談してみるのも一つかもしれません。

最後に

お子さんが癇癪を起こしてしまった時、「どうして?」「また?」と、ついイライラしてしまいがちですが、まずはママが大きく深呼吸し、いい意味で「あきらめる」「何もしない」ことが一番の近道なのかな… と、思います。

たまにはお稽古に行けなかったり保育園をお休みしたって悪いわけではありません。

困った子なのではなく、困っている状態の子

と捉えることで、ママの気持ちも少しだけゆとりが持てたらいいですよね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました