今日は小さなお子さんを叱る際の、効果的なポイントをお話したいと思います。
大事な事は…
①短く分かりやすい言葉で。
②なぜダメなのかをきちんと伝える。
③低めの落ち着いた声で話す。
この3つです。
私自身が幼稚園などで働いていた時、この3つを特に意識してお子さんを叱るようにしていました。
お子さんの目を見てしっかり伝えることで、大抵のお子さんは私の話をよく聞いてくれ、次第に注意したことをやらなくなっていきました。
まずは①
短く分かりやすい言葉を使う。
長い文章や難しい言葉を使うのは当然NGです。
叱る側もですが、叱られている本人は子どもであってももちろんストレスがかかります。お互いのストレスを最小限にしたいですし、長々と叱っても集中力の短い子どもには逆効果。端的に、しかも分かりやすく伝えることがとても大切。
「それはしてはいけない」
「痛いからやめて」
「それを言われたら悲しい気持ちになる」
など、できるだけ短い言葉で伝えましょう。
そして②
なぜいけないのかをきちんと伝える
これもとても大切です。
幼い子どもは相手の気持ちを考えたり、これをしたらどうなってしまうか?を想像したりする力が弱く、人が嫌がることや危険なことであってもまずは試そうとしてみるものです。
そのこと自体は本能に近く、ある程度は仕方のないことなのですが、危険であり、痛い思いや怪我をしてしまうかもしれないこと、また相手のあることだったらその人が嫌な気持ちや悲しい思いをするかもしれないことを伝え、してはいけない理由を明確に話してあげて下さいね。
最後に③
低めの落ち着いた声で話す。
これは叱り方のテクニックのようなものです。大人でも、キンキンとした高い声で早口で注意をされたら不快ですし言葉が入ってきにくい人が多いのではないでしょうか?
特に子どもには、これは重要なことだと知ってもらうため、低めの落ち着いた口調で話す方が効果的です。ただ叱りつけるのではなく、目をしっかり見て、『大切なお話』として、心に響くような伝え方をしたいですよね。
子どもは非常に大人の様子をよく伺っています。口先だけでなく、本当に伝えたい気持ちを込めて叱ることで、大抵その思いは伝わります。
繰り返し同じようなことを注意することも多いですが、大切なことを根気よく伝えていって下さいね。
すぐに改善されなくても、ある時スーッと腑に落ちたり「こういうことなのか!」と、危険な行動やしてはいけないことをしなくなる日は来ますからね‼︎
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