言葉が出ない ゆっくりのお子さんの対応について

育児

お子さんのお悩みで多いものの一つに

「言葉がなかなか出ない」

「言葉がゆっくり」  というのがあります。

一般的な言葉の発達は、赤ちゃんの喃語(アーアーなど)に始まり、3歳頃からは少し複雑な文を話し出します。そして4歳頃からは友達との会話やコミュニケーションを楽しむようになると言われています。(もちろん個人差はあります)

言葉の面でまずママやパパたちが気をつけてお子さんの様子を見ていただきたいのは、特にコミュニケーションの面でお子さんが困っていないか?

ということです。

大人だってしゃべることが苦手な人や、あまりしゃべらない人っていますよね?

それでも人間関係が上手くいってる人や社会生活を問題なく送る人はたくさんいます。

お子さんも、性格や環境などによって口数が少なかったりしゃべることがあまり好きではない場合もある。ということを頭に置いておいてほしいと思います。

お友達とのやりとりや園生活、また家庭内でのコミュニケーションの中で、自分の気持ちが上手く相手に伝わらず機嫌が悪くなったりトラブルによくなるなどなっていないでしょうか?

そんな場合は専門的な場所への相談も検討していただきたいですが、特にお友達との関係がスムーズにいっている、先生の言っていることを理解して毎日ご機嫌よく過ごしているのであればそこまで大きく心配することはないと思います。

しかし乳幼児期の言語発達において、たくさんの言葉を聞いたり知ったりすることはもちろんとても大切です。

言葉が出にくかったりゆっくりのお子さんであってもたくさんの言葉をかけてあげて下さいね。

また上手く言葉が出てこなかったり少ないお子さんには、ジェスチャーやオープンクエスチョン(YESかNOで答えられる質問)でコミュニケーションをたくさん取り、できるだけお互いにストレスがかからなく生活できるようにすることも大切です。

そうしながらお子さんの発達を焦らず見守り、それでも心配であれば専門機関への相談を検討してみて下さいね。

そしてあくまでお子さんのペースや、そのお子さんらしい言葉のやりとりができたらいいのかな?と思います。

弁が立つと言うのでしょうか?

言葉をたくさん知っていて、巧みに操る人もすごいかもしれませんが、何だか心に響かない話し仕方をする人っていませんか?

少ない言葉、例え不器用であっても伝わる言葉、心に響く話し方ができる人もとっても素敵ですよね。

お話することが得意でなくても相手に気持ちを届けることができる人になる…。

そこが目標になればいいのかな?と、思います。

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